胃癌

概要・推奨

概要

  • 胃癌は日本で罹患率が高い悪性腫瘍の一つであり、2019年の統計では、男性では前立腺癌、大腸癌に次いで3番目に、女性では乳癌、大腸癌、肺癌に次いで4番目に多い癌です。
  • 世界的に胃癌は減少傾向にありますが、日本では男女ともにわずかな減少にとどまっています。
  • 日本で発見される胃癌の約半数は早期癌であり、治療法として内視鏡的切除などの低侵襲治療や、進行癌に対する薬物療法の選択肢が増加しています。

推奨

  • 切除可能な胃癌(cStage Iだけでなく、cStage II以上の進行胃癌を含む)に対して、腹腔鏡下幽門側胃切除術は標準治療の選択肢の一つとして行うことが推奨されます。
  • cStage I胃癌に対しては、腹腔鏡下胃全摘術や腹腔鏡下噴門側胃切除術を行うことが推奨されます。
  • 治癒切除可能なcT2以深の腫瘍、およびリンパ節転移陽性(cN(+))のcT1腫瘍に対しては、D2リンパ節郭清を行うことが推奨されます。