HIVスクリーニング陽性
概要・推奨
概要
- HIVのスクリーニング検査は、近年ではHIV-1抗原とHIV-1/2抗体を同時に検出する検査法(HIV抗原抗体同時スクリーニング検査法)が標準となっています。
- イムノクロマトグラフィー法による簡易迅速検査も、病院やクリニックで広く利用されています。
- スクリーニング検査では「偽陽性」があり、陽性や判定保留とされても必ずしも感染を意味しません。健診検体や入院患者検体での偽陽性率は0-0.47%、妊婦では0-0.18%とされています。
- スクリーニング検査で陽性または判定保留の場合は、確定診断のために確認検査が必要です。
- 確認検査には、抗体確認検査法と核酸増幅検査(NAT法)があります。
- 郵送検査はプレHIV検査と位置づけられており、郵送検査で陽性(判定保留を含む)と判定された場合は、医療機関でスクリーニング検査から実施する必要があります。
推奨
- スクリーニング検査には、原則としてHIV抗原抗体同時スクリーニング検査法を使用することが推奨されます。
- スクリーニング検査で陽性または判定保留となった場合は、偽陽性の可能性を説明した上で、確認検査を実施することが推奨されます。
- 確認検査として、HIV-1/2抗体確認検査法およびHIV-1 NAT法を同時に実施することが推奨されます。