渡航者健康管理と予防接種
概要・推奨
概要
- 海外への渡航に際しては、渡航先、滞在期間、滞在形態、活動内容によって、国内ではみられない様々な感染症に罹患するリスクがあります。
- これらの感染症から身を守るためには、渡航前に予防接種を受けることが重要です。
- 接種すべきワクチンには、国内の定期接種・任意接種で推奨されているものと、渡航先特有の感染症を予防するためのものがあります。
- 渡航前には、医療機関、特に渡航医学を専門とするトラベルクリニックなどで相談し、個々のリスクに応じた予防計画を立てることが勧められます。
- 予防接種は、十分な免疫がつくまでに時間がかかるため、渡航の計画が立った時点で、早期に相談を開始することが望ましいです。おそくとも渡航1ヶ月前には専門機関に相談することが推奨されます。
- 過去のワクチン接種記録として、母子手帳に記載されているワクチン接種の情報も重要です。
推奨
- すべての渡航者は、麻疹、風疹、流行性耳下腺炎、水痘、破傷風、ポリオなど、国内で推奨されているワクチンの接種歴を確認し、免疫が不十分な場合は接種を完了させることが推奨されます。
- A型肝炎ワクチンは、衛生状態の良くない流行地域へ渡航する場合に接種が推奨されます。
- B型肝炎ワクチンは、医療従事者や海外に長期滞在する場合などに接種が推奨されます。