新生児黄疸

概要・推奨

概要

  • ビリルビン脳症は、アンバウンドビリルビン(UB)の神経毒性に起因する中枢神経系の障害です。
  • 早産児は正期産児に比べてビリルビン脳症を発症しやすく、比較的軽症の高ビリルビン血症でも発症することが知られています。
  • 慢性期には、アテトーゼ型脳性麻痺、auditory neuropathy型聴覚障害、動眼神経麻痺による上方注視障害などの神経症状を呈します。
  • 適切な黄疸管理を行うことで発症を予防できると期待されます。

推奨

  • 早産児の黄疸管理において、新しい黄疸管理法である「神戸大学(森岡)の基準」は有効性や安全性の検証は不十分ではあるものの、超早産児の生存率が向上している現状にあわせ、積極的に導入することが推奨されます。
  • アンバウンドビリルビン(UB)の測定を積極的に行うことが推奨されます。
  • 黄疸のモニタリングを、より長期間にわたり行うことが推奨されます。