便秘症

概要・推奨

概要

  • 便秘は、「本来排泄すべき糞便が大腸内に滞ることによる兎糞状便・硬便、排便回数の減少や、糞便を快適に排泄できないことによる過度な怒責、残便感、直腸肛門の閉塞感、排便困難感を認める状態」と定義されます。
  • 慢性便秘症は、「慢性的に続く便秘のために日常生活に支障をきたしたり、身体にも様々な支障をきたしうる病態」と定義されます。
  • 便秘は状態名であり、疾患名ではありません。便形状が兎糞状便・硬便、または排便回数が減少していても、日常生活や身体に支障がなければ便秘症とは診断されません。
  • 「慢性」とは、一般的に「6ヵ月以上前から症状があり、最近3ヵ月間はその基準を満たしている」状態を指しますが、日常診療においては、医師の判断に委ねられます。

推奨

  • 生活習慣の改善や食事指導・食事療法は有効とされます。
  • ある種のプロバイオティクスは、排便回数の増加や腹部症状の改善に有効です。
  • 膨張性下剤は有効です。