フレイル・サルコペニア
概要・推奨
概要
- フレイルは、加齢に伴う予備能力低下のため、ストレスに対する回復力が低下した状態とされています。
- フレイルは多面的な問題をはらんでいるため、包括的な評価を行うことが大切です。
- サルコペニアは、高齢期にみられる骨格筋量の減少と筋力もしくは身体機能(歩行速度など)の低下により定義される疾患です。2016年10月には国際疾病分類第10版(ICD-10)に登録されました。
- サルコペニアは、身体機能障害、QOL低下、転倒、フレイル、死亡などのリスクを高めることが知られています。
- サルコペニア肥満は、サルコペニアと肥満もしくは体脂肪の増加を併せ持つ状態と定義されますが、確立された診断基準はありません。
推奨
- 高齢者に対してフレイルの評価を行うことが提案されます。
- フレイル高齢者に対して高齢者総合機能評価(CGA)を行うことが提案されます。
- サルコペニアのスクリーニング方法として、下腿周囲長に注目した「指輪っかテスト」が有用です。