遅発性ジスキネジア

概要・推奨

概要

  • 遅発性ジスキネジアは、多くは抗精神病薬の服用後、数ヶ月してから生じる頸部、顔面、口周囲の多様な不随意運動(口すぼめ、舌の動き、口唇の動きなど)や、上下肢の不規則な動きなどを指します。
  • 一度発症すると不可逆的な場合があり、確立された治療法はありません。

推奨

  • 遅発性ジスキネジアが発現した際は、原則として原因薬剤を減量します。重篤な場合は、一旦対象の薬剤を中止します。場合によっては、他の抗精神病薬を投与します。
  • 原因薬剤が精神症状に効果がある場合は、その減量や中止の是非について慎重に検討します。
  • 抗精神病薬を変更する必要がある場合は、第二世代抗精神病薬(SGAs、非定型抗精神病薬)への変更が考慮されます。