骨盤臓器脱

概要・推奨

概要

  • 骨盤臓器脱(POP)は、骨盤内の臓器が下垂・脱出する状態です。
  • 下垂による不快感のほか、排尿障害、排便障害、性機能障害など生活の質(QOL)に関わる多彩な症状を伴うことがあります。
  • 診断の際には、pelvic organ prolapse quantification(POP-Q)法を用いて、下垂の部位や程度を客観的に評価します。
  • 治療法には生活指導、骨盤底筋訓練、ペッサリー療法、手術療法があり、患者さんの状態や希望、脱の程度によって選択されます。

推奨

  • 骨盤臓器脱の部位と程度を、国際的な評価法であるPOP-Q法により評価することが推奨されます。
  • 骨盤臓器脱の診断と同時に、他の婦人科疾患の有無についても診断することが推奨されます。
  • 排尿、排便、性機能に関する症状やQOLの評価には、質問票などを用いることが考慮されます。