肝内胆管癌、その他の原発性肝癌

概要・推奨

概要

  • エビデンスとコンセンサスに基づき、肝内胆管癌(腫瘤形成型およびその優越型)に対する日本における基本となる情報、診断法、治療法を提示することを目的とします。
  • 対象疾患は、肝内胆管癌のうち腫瘤形成型およびその優越型です。
  • 原則として、肝内胆管癌の診療に携わる肝臓専門医・一般医師を含むすべての臨床医を対象とします。
  • 内容は診療方針を立てるための一つの目安を示すものであり、記載されている以外の治療方針や治療法を規制したり、医師の裁量権を制限したりするものではありません。
  • 医療訴訟などでの参考資料となることを想定しておらず、個々の治療結果についての責任は直接の治療担当医に帰属します。

推奨

  • 有効なスクリーニング法は確立されていませんが、明らかな危険因子を持つ集団には、肝機能検査、腫瘍マーカー、腹部超音波検査によるスクリーニングを考慮することが推奨されます。
  • ビリルビン値や胆道系酵素の持続的な上昇は悪性胆道狭窄の可能性を示唆します。補助診断には、腫瘍マーカーとしてCA19-9とCEAが推奨されます。
  • 診断に有用な画像検査として、腹部超音波検査、CT、MRIが推奨されます。