クループ症候群
概要・推奨
概要
- クループ症候群は、喉頭部の病変により、犬吠様咳嗽、嗄声、吸気性喘鳴、呼吸困難などの特徴的な症状を呈する疾患の総称です。
- ウイルス性クループは、乳幼児で急性発症の犬吠様咳嗽、吸気性喘鳴、嗄声、呼吸困難などの症状があれば疑われます。
- 急性喉頭蓋炎は喉頭蓋およびその周囲組織に起こる重症細菌感染症で、突然の気道閉塞により死亡することもあります。
推奨
- ウイルス性クループ(喉頭気管炎)に対しては、軽症例も含めてデキサメタゾン(0.15mg/kg)などのステロイド単回経口投与が推奨されます。
- 中等症から重症のウイルス性クループ(喉頭気管炎)に対しては、アドレナリン吸入を行うことが推奨されます。
- 急性喉頭蓋炎が疑われる場合は、気道確保が最優先となるため、気管挿管などの気道確保や耳鼻咽喉科・麻酔科との連携を躊躇しないことが推奨されます。