リハビリテーション(在宅医療)

概要・推奨

概要

  • 訪問リハビリテーションは、在宅の認知症高齢者に対しては、認知機能の改善・維持、在宅生活の維持、生活障害・日常生活活動(ADL)能力・手段的日常生活活動(IADL)能力の改善・維持、転倒の予防、抑うつ・行動心理症状(BPSD)の改善、地域社会との交流、介護者支援、介護者の抑うつ・介護負担感の改善を目的とします。
  • 訪問リハビリテーションは、在宅の脳卒中高齢者に対しては、運動麻痺、感覚障害、認知機能などの改善・維持により、在宅生活の維持、生活障害・ADL・IADL能力の改善・維持、転倒予防、抑うつの改善、地域社会との交流、介護者支援を目的とします。
  • 通所施設における認知症リハビリテーションは、有する認知機能等の能力を最大限にいかし、ADLやIADLを維持・改善すること、自宅でのひきこもりを予防・改善し、他者・地域との交流を促すこと、レスパイトケアによる介護負担感を軽減すること、認知症高齢者およびその家族介護者の生活の質(QOL)の高い在宅生活の継続を図ることを目的とします。
  • 訪問リハビリテーションでは、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が対象者の自宅などに赴き、運動介入、認知的介入、作業療法介入、ADL・IADL介入、介護者支援などを行います。
  • 通所施設における認知症リハビリテーションでは、非薬物療法として認知訓練、認知刺激療法、複合的認知訓練、回想療法などが行われます。
  • リハビリテーションの実施にあたっては、医師、看護師、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士、ケアマネジャー、社会福祉士、介護福祉士、ホームヘルパーなどの多職種が連携します。

推奨

  • 在宅の軽度・中等度の認知症高齢者を対象とした、日常生活活動(ADL)や手段的日常生活活動(IADL)への訪問リハビリテーション介入は、ADL能力の改善を目的とする場合、行わないことを提案します。
  • 在宅認知症高齢者を対象とした訪問リハビリテーションは、本人および介護者の抑うつを改善する場合があるため、行うことを提案します。
  • 在宅認知症高齢者を対象とした訪問リハビリテーションは、本人の生活の質(QOL)を改善する場合があるため、行うことを推奨します。